ソフト

ソフトについて「

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この「DTMをはじめよう」ではソフトは基本的にフリーソフトである「Reaper」を使うことを想定して話を進めていきたいと思います。なぜかというとまず予算の問題があるからです。通常のDAWソフトを買ってしまうと今まで買った機材にかかったお金以上のお金がもう一度必要になってしまいます。さらに今回は「歌ってみた」ですからバックトラックをつくるための複雑な機能は必要ありません。その点Reaperは無料とは思えない機能を備えており、ボーカルを録音するだけならまず問題ないでしょう。その上で音質や機能に満足いかなくなってくれば有料のソフトを買えば良いだけです。

 

今回は一応それらの有料のソフトの紹介をしておきます。
今後必要になるかもしれませんし、中にはオーディオインターフェースに付属してくるものもあります。参考にしてみてください。

 

会社名:ableton
商品名:Live
価格:
「Live」という名前が示すとおり、制作だけでなくライブでの使用にも適しています。バンドでドラムの代わりになったり、電子音を足したり。もしくはDJを、特にテクノ・ハウス系のDJをソフトとコントローラーを使って行ったりします。制作においてもその性格は健在で、思いついたフレーズなどをすぐに録音してどんどんつくっていく”スケッチ”みたいな作業がとてもやりやすいです。また手軽に叩けるサンプラーなどのプラグインも充実しておりリアルタイムで打ち込んでつくるのに優れています。そのためクラブミュージックのDJやビートメイカーにとても人気です。

 

会社名:propellerhead
商品名:Reason
今までは外部音声の録音に対応していなかったReasonですが、Recordというソフトと一体になることで対応しました。これによりReasonの唯一の弱点が克服され、「最強のDAWソフトになったのではないか」などという声も聞こえるくらいです。本物の機材を使用するときのように画面上の仮想デッキで機材を接続していくのがおもしろくてわかりやすいです。特にHIPHOP畑の人から人気です。

 

会社名:STEINBERG
商品名:Cubes
価格:
最も歴史のあるソフトのひとつです。VSTというシステムを提唱したSTEINBERGだけあって、VSTプラグインが豊富です。(エフェクトなど音に様々な高価を与える機能) リアルタイムで打ち込むというよりはマウスを使ってピアノロールで作曲していくのに向いており、その気持ちの良いグリッド感も相まって、テクノなどの四つ打ち系の人たちから人気です。

 

会社名:DIGIDESIGN
商品名:ProTools
価格
プロ御用達の定番商品。どこのスタジオもだいたいはこれを使っているでしょう。価格に見合った性能と音質があります。他のソフトを使っている人でも、作曲の最終工程(ミックスダウンやマスタリングなど)はこのProToolsでやるという人も少なくありません。そのため自宅とスタジオでの作業の受け渡しをスムーズにするために自宅でもProToolsを使うという人もいます。将来エンジニアとしてやっていきたいという人ならこれ。

 

次回は後回しになってしまったReaperの紹介と導入の仕方です。

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