オーディオインターフェースについて
前回の「歌ってみたをやってみた」で説明したとおり、マイクの音声をPCで録音するためにはオーディオインターフェースが必要です。またその際はボーカル録音に必要な機能を有しているオーディオインターフェースである必要があります。まずはその必要な機能を列挙していきましょう。
◯マイクINが搭載されている
当然ですがマイクが接続できるオーディオインターフェースでなければなりません。マイクINには「XLR端子」や「Phone端子」があります。マイクの”おしり”部分はほとんどがXLRです。よってXLR端子が搭載されたオーディオインターフェースの場合は「XLRメス→XLRオス」のケーブルが、Phone端子が搭載されたオーディオインターフェースの場合は「XLRメス→Phone」のケーブルがそれぞれ必要になります。XLRもPhoneも両方搭載されているオーディオインターフェースもあります。XLRの方が基本的には高音質と言えるでしょう。
◯ファンタム電源
前回紹介したコンデンサマイクを使う場合はこのファンタム電源が搭載されているオーディオインターフェースでなければなりません。スペックの表を見るとマイク端子にファンタム電源が搭載かどうかが書いてあるので、コンデンサマイクを使用する場合は必ず確かめるようにしましょう。
*注意*
オーディオインターフェースには必要動作環境というものが設定されています。購入するときは自分のPCがそれを満たしているかどうかを必ず確認して下さい。
・接続方法はUSBか? FireWireか?
・使用できるのはWindowsか? Macか?
・同じWindowsでもWindows7か? XPか?
・CPUやメモリの性能は満たしているか etc……
次回は具体的にオススメのオーディオインターフェースを紹介します。