EQ

EQとは

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EQとはイコライザーの略です。音域ごとに音を大きくしたり小さくしたりすることが出来ます。

 

*音域とは?
曲は音域に分けることが出来ます。バンドの楽器で想像するとわかりやすいでしょうか。
例 バンドの場合
高音域 ギター
中音域 キーボード
低音域 ベース

 

人の声は大体中音域?高温域に属します。

 

◯EQをかける
録音されトラックの「fx」をクリックしてプラグイン選択ウィンドウを表示させます。
「VST:Rea EQ (Cockos)」を選んでください。
(Filter listの中に「eq」などと入れて検索するのが早いでしょう)

 

そうすると操作画面が出てきます。
グラフみたいなものは音域を現すもので左が低音域で右が高温域です。
そのなかの数字のついた丸を移動させることで、どのくらいの音域をどれくらいブーストするかカットするかが選べます。
またさらに細かく編集したい場合は右クリックで「Add new band」を選択すれば新しい丸を用意できます。

 

◯効果別EQのかけ方
ボーカルに適したEQのかけ方の例を紹介します。
これらは全て1.0dbも変化させることはまれでだいたいそれ以下で十分効果が得られます。
あまり変化させすぎないように注意しましょう。
かならず変化させたら自分の耳で聞いてみて確かめましょう。
その際はヘッドホンを替えたり、スピーカーを替えたり、それらの音量を変えたりしないようにしましょう。
いつでもモニタリング環境は一定に保ちましょう。

 

・ノイズをカットする→80Hz以下をカット
録音するとエアコンや外の道路を走る車の音など不要なノイズ、特に低周波のノイズが入ってしまうことがあります。それらはだいたい80Hz以下に属しますので、80Hz以下をバッサリカットして行きましょう。特にボーカルならばこの音域には何も音が無いはずなのでバッサリやっていただいてけっこうです。

 

・きらびやかな声にする→4KHz?8KHzをブースト
特に男性の場合に多いのですが録音した声を聞くと何か鼻が詰まったような声に聞こえることがあります。その場合はここの音質をブーストしましょう。

 

・子音を抑える→14KHz?16KHzをカット
ハ行の「h」やタ行の「t」などが耳障りに聞こえることがあります。特につ「つ」なんかは耳に刺さるように聞こえるます。そんな風に目立ってしまった場合は、ここら辺を減らしましょう。これは得に少しで大きな変化が起こるので気をつけましょう。

 

EQは奥が深く、はっきりとした正解、などというものはわかりません。
みなさんの声によって何が有効かは変わってきます。とにかく色々ためしてみることが大切でしょう。
次回はコンプについて話します。

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